親知らず
親知らず(親不知)とは、前から数えて7番目の歯の、さらに奥に生えてくる8番目の歯のことです。第3大臼歯や智歯ともいわれます(右図8)。
7番目までの歯は13才くらいまでに、生えそろいます。
親知らずが出てくるのはそれよりも遅く、だいたい20才前後で出てくる人が多いようです。
親知らずは抜いた方がよいのか?
必ずしも抜く必要はありません。
しかし、親知らずを置いておくことで問題が出ているのなら、抜いた方がよい場合があります。
- 歯ぐきに繰り返し腫れ・痛みが出る
- 歯並びを悪くする可能性がある
- 食べものがつまり易い
- 歯ブラシが届かないので、汚れがとれない
こういった場合は、抜いた方がよいかもしれません。
抜いていく場合は、レントゲン写真やCT撮影を行い、状態を確認してすすめていきます。
抜かない場合では、磨き方を練習して頂いたり、定期的に来院して頂いてお掃除をして行くことになります。