入れ歯を作る
ひとくちで入れ歯(義歯)と言っても、フィット感、安全性、耐久性、審美性に優れ、患者様に合ったものでなくてはなりません。治療に際しては、それぞれのケースの入れ歯について、また治療法や費用についてもご説明をさせていただき、よりご満足いただける治療を心がけています。
入れ歯作りの手順
- 既製の型どり器で型をとる
- 患者様専用の型どり器を作り、より精密な型でとる
- 上顎と下顎のかみあわせを決める
- 歯並びなどの確認のため、ろうでできた仮の入れ歯でチェックをする
- 完成
入れ歯の大きさや、顎の状態によっては2・3・4は行わなくてよいこともあります。
それぞれの段階で新しい器具を作ることになるので、毎回1週間程あけてみせて頂くことになります。
入れ歯の種類
総入れ歯
上顎あるいは下顎の全部の歯を人工の歯で入れる入れ歯のことです。
部分入れ歯
ご自身の歯が1本でも残っている場合に、残っている歯にバネをかけて人工の歯を入れる入れ歯のことです。
金属床の入れ歯
(保険外)粘膜にあたる部分が金属でできている入れ歯です。金属なのでうすく作ることができ、熱も伝えるため「熱い」「冷たい」といった感覚も、自然に近い物になります。
磁石の入れ歯
(保険外)残っている歯の根っこに金属のふたをつけ、入れ歯に仕込んだ磁石とくっつくようにした入れ歯です。
入れ歯の調整
患者さんのお口になじませるのに、新しい入れ歯には調整が必要となります。痛いからといって、ご自身でバネを曲げたり入れ歯を削ったりということは絶対やめてください。